ワインスクールで学んだこと(第8回)
こんにちは。
ちょっと間が開いてしまいましたが、今回も引き続きワインねたで。
ロゼの造り方
ロゼ ← ローズ(バラ)から ピンクと同じ
vin rose (vin gris)
アメリカではブラッシュワイン(blush wine)という
blush:紅潮した
blushwineはやや甘いことが多い
ロゼワインはあまり高くない(ロゼシャンパンは例外)
フランスではロゼワインに注目している
(夏のランチタイムとか冷えたロゼがおいしいかも)
色を楽しむためボトルは透明
ロゼワインの評価には見た目も影響する
醸造法
・セニエ法
赤ワイン的な作り方
果皮・種子も発酵させる
マセラシオンが赤ワインよりも短い
少し色づいたらタンクから抜く = 血抜き(セニエ)
・直接圧搾法
白ワイン的な作り方
黒ブドウを搾りジュースを取り出しジュースのみ発酵
ほとんど色づかない(白ワインにかなり近い)
・ブレンド法
ヨーロッパではシャンパンのみ
少量の赤ワインを白ワインに混ぜる
良心的なシャンパンはセニエ法で作る
・ロートリング
白ブドウと黒ブドウを混ぜて作る
おもにドイツで行われる
代表的なロゼ
○アンジュー・ロゼ (ロゼ・ダンジューとカベルネ・ダンジュー)
直接圧搾法で作る
ロゼダンジューは甘い
カベルネダンジューは辛い(少し甘味あり)
○タヴェル
セニエ法がほとんど
ロゼの王と呼ばれる
色の濃いほうがいい(らしい)
○マルサネ・ロゼ
セニエ法
ピノノワールの特徴がよく出てる
○コート・ド・プロヴァンス・ロゼ
セニエ・直接圧搾
7割以上がロゼ
カマルグ地方の「Gris de Gris」がおいしいらしい。
○シャンパーニュ・ロゼ
ブレンド・セニエ
ロゼは普通のシャンパンの倍くらいする
味はほとんど変わらない
「エグリ・ウリエ」がいいらしい
その他
○スペイン:ナバラ(地域名)
○ポルトガル:マテウス(ブランド名)
○アメリカ:ホワイトジンファンデル(あまりおいしくない)
○ボルドー・クレレ
赤とロゼの中間あたりの色
より濃い赤ワインを作るときに引き抜いたものがクレレ
(引き抜くことで残ったワインと果皮等との比率が変わる)
シャンパーニュのスティルワイン
「rose des riceys」(ロゼ・デ・リセ)
はおいしいらしい。
と、こんなところで今日は終わりにします。
どうもありがとうございました。